意味:お餅
ムーチーの日ってご存知ですか?
沖縄では1月19日がムーチーの日とされていますが、旧暦の12月8日が正しい日になります。
私が保育園の時、ムーチーの日にみんなで作った記憶があります。
エプロンをきて、保護者と一緒にワイワイと作っていました。
黒糖や紅イモ、白ムーチーなど好きな味を選んで調理します。
作り方はあまり覚えていませんが、色とりどりで味も自分好みに作れますので楽しかった記憶だけはあります(笑)
ムーチーはちまきのように葉っぱでおおわれている「カーサームーチー」というのがあります。
カーサーは葉っぱのことです。
サンニン(月桃)の葉を使用して作っております。
裏地を使用した方がお餅がくっつかないとオバーたちの経験から学びました。
また、ムーチーには厄払いができるとされ、旧暦の12月8日には必ずつくり、子供のいる家庭では人数分お部屋に吊るしておくことにやり厄払いができると言われています。このムーチーには面白い昔話?がありますので、いろいろ調べてみるのも面白いと思います。
信じがたい不思議なお話ですが、その話を信じ今でも一種に伝統的なイベントとして行われています。
信じやすく、ご先祖様・神様を信じている人が多い沖縄ならでは風習でしょう。
シーサーや石敢當などに匹敵するぐらい有名な厄払い法ですね。
沖縄ではシーミー(みんなが集まってお墓詣りする日)や旧正にも必ずムーチーを作ります。
カーサームーチーではないですが、丸くて少し大きいお餅で白とピンクが主流で、紅白饅頭ならぬ紅白もちですね。
味は少し甘い餅という印象があります。
仏壇にはご先祖様を敬う日にムーチーとレモンケーキをお供えしていることがあります。
レモンケーキも沖縄では昔からあるおやつとして親しみがあり、さっぱりしておいしいので食べてみて下さい。
また、変わったおやつとして、ポーポーやタンナファクルーなどがあり、オバーなどが特別の日に作ったり、普通にスーパーでも売っていますよ。
お土産品売り場にはあまり置いてないので、食べてみたい方はスーパーでの購入をお勧めします。
レジの近くに置いてあことが多いので結構分かりやすいと思いますよ。
ぜひ探してみて下さい。