フィーサンは「寒い」の意味です。
フィーサというと、「寒さ」となります。
ところで、沖縄には3つの寒さがあるといわれています。
冬至の寒さは「冬至(トゥンジー)ビィーサ」といいます。
その次にくる寒さは、「餅(ムーチー)ビィーサ」。
「ムーチー」は、旧暦の12月8日「ムーチーの日」に作られる餅菓子のことです。
これはもち米粉を練って平たくのばしたものを、月桃(サンニン)やクバの葉に
包んで蒸していただきます。
この頃の寒さを沖縄ではこう呼びます。今年(2007)の「ムーチーの日」は
1月26日です。
そして冬の終わりごろにくる寒さを「別(ワカ)リビィーサ」といいます。
冬とお別れして、春が来るのを待つ、ということでしょうか。
スポンサーリンク