温暖な亜熱帯気候と豊かな自然に恵まれながら、大小160もの島々からなり九州と 台湾のほぼ中間に位置します。 本島の面積は約1,200平方キロ(全島面積は約2,300平方キロ) 、 人口は 約134万人。
(日本全体の面積の0.6%にあたる沖縄県に、日本に駐留する米軍基地の4分の3が 集中し、アメリカ兵は約2,300人が駐留してます)
若い世代にはあまり人気のない沖縄方言ですが、それでも面白くて興味の深い 言葉がたくさんあります。移住してきて2ヶ月ですが、「これ、どういう意味?」 と思ったものを集めたレポート集です。
カーブチーは、秋の味覚を代表する果物です。皮が緑色の柑橘類。

カーブチーの名前は、「皮が厚い」の方言から取られたそうです。
日本本土の本草和名によれば、加布地(カフチ)とあるようです。
琉球王朝の頃から、本島北部で野生種が中心で栽培されています。
収穫量は60トン程度と少なく、野生種が中心で、旬期も短いので、
食べられる人はラッキーでしょう。
緑色で、見るからに酸っぱそうですが、意外と酸味が少なく、
素朴な美味しい味わいの沖縄みかんです。
温州みかんより酸っぱいくらい。
皮は厚くてむきにくいですが、香りがあります。
みかんの皮を天日干してものを「陳皮(チンピ)」と言いますが、
カーブチーも天日干しして、
沖縄の島唐辛子と一緒に、すり鉢ですってまぜると、
沖縄バージョンの「二味唐辛子」になります。
裏側の「へそ部分がへこんでいるのが美味しい」と言われています。
まとめてビニール袋に入れられているので、
選べないのが残念です。
カタブイとは、夏の沖縄特有の気候現象のことで、
「片降い」と書きます。
日中、少し風が涼しいなあ、と思っていたら、
たちまち大きな雲が空一面に広がってザーっと
まるでバケツをひっくり返したような大雨が
30分くらい降ります。
でも、本土のゲリラ豪雨と違い、降るだけ降ったらピタッと
雨はやみ、打ち水を撒いたあとのように涼しくなります。
大人は雨宿りしますが、学生たちはずぶ濡れになりながら
ガンガン歩きます。
沖縄の人は、あまり傘をもちません。
カタブイの後は、きれいな虹がよくかかるので、
とてもさわやなか気分になりますよ。

沖縄ならではの、ギラギラと肌を刺すような真夏の太陽に
照りつけられると体も心もダレテしまう状態、
けだるい状態のことを
「ちるだい」といいます。
これでもか、と照りつける太陽に「負けないぞ」と
思っても、やっぱり「暑くて暑くて」ちるだいになったら、
木陰でアイスをなめて一休みしましょう。
これも沖縄の暑さ対策ですね。
うりずんは、冬が終わって大気や大地に潤いが増し、
だんだん暖かくなる時期の気候のことを言います。
語源は「潤い初め」だそう。
春のことですが、本土の春とは違った南国ならではの
季節感があります。
沖縄でも冬は北風が強く、寒いです。うりずんの頃になると
草木の緑が濃くなり麦の穂が出て、稲が育つ、
そんな季節です。
3月4月がうりずんの頃になるのでしょう。
その頃になると、あちこちの浜で
潮干狩りを楽しむ人たちをよく見かけます。

ンブシーとは、料理法のことです。
生野菜など水気が比較的多い食材にお豆腐や豚肉を加えて
味噌味で味付けする煮物。
沖縄のお味噌はほんのりとした甘さがあります。その味噌味が
食材のおいしさをよりいっそう引き立ててくれます。
ンブシーの料理には、ナーベーラーンブシーやシブインブシーが
あります。
夏の暑い季節や食欲のないときに、アツアツご飯にンブシーのおかずで
思わずごはんがすすんじゃいます(笑
ナーベーラーンブシーは、沖縄のおふくろの味でもあります。

ところでナーベラーは沖縄のヘチマです。