ウィークリーマンションを知っていますか？これは短期賃貸型のマンションの事です。ここではウィークリーマンションを知らない人ためにこのマンションの使い方について解説していきます。
ウィークリーマンションとマンスリーマンションはどう違うのか
これらのマンションは両者とも、短期賃貸型のマンションになります。では何が違うのかと言うと、ウィクリーマンションの場合は契約上の最低期間が1か月未満に当たります。対して1か月以上になるのがマンスリーマンションと言います。
基本的にこういう事ですが、現実的には両者には違いはほとんどなく、ウィークリーマンションでも月単位で契約する所もあります。またマンスリーマンションでも週単位で契約する所もあります。
1度チェックインしてしまえば、外出の際にフロントにキーを預ける必要もなく、本当に暮らしているかの様に過ごす事が出来るのに、数日から利用が可能なので、長期出張での利用に人気が高いのも納得です。
ウィークリーマンションはどのような時に使うのか
ウィークリーマンションの利点はすぐに利用できる事です。普通に賃貸住宅を借りる時には敷金や礼金やいろいろな手続きを必要とします。ですが、ウィークリーマンション場合は、簡単な手続きと初期費用も手頃な値段で契約ができます。
ですから、例えば数日の出張で終わるはずだった仕事が思いのほか長引いた時にも、ウィークリーマンションを利用する事も出来るのです。ホテルに泊まり続けては費用もバカになりません。それに、ウィークリーマンションの方がもっとプライベート空間ですから、落ち着いて生活できます。
仕事もはかどりやすいでしょう。それに例えばウィークリーマンションは受験生の勉強部屋にも使えます。いつもと違う場所で勉強する事で気分転換にもなります。それに例えば運悪く近所で工事が始まり騒音に悩まされている時にも、ウィークリーマンションに移り住めば快適に過ごせます。
不快音に悩まされないので、勉強が進みます。また、一時的な避難場所に使う事も出来ます。例えば震災が起きた時に、家が使えなくなったらウィークリーマンションを借りて、しばらく落ち着いて生活する事も出来ます。
生活設備は整っているので安心です。地震大国日本ですから、いつ震災に会うか分かりません。災害時にも利用できます。また、恋人と二人で過ごす時間を確保したい時などに利用するのも手でしょう。
ウィークリーマンションなら2人だけのプライベート空間にできます。ここに紹介したウィークリマンションの使い方はほんの一部の例にすぎません。人によりいくらでも使い方は広がるのです。
ウィークリーマンションを上手に利用すれば、便利です。検討してみましょう。
ウィークリーマンションを活用するに当たってのメリットやデメリット
ウィークリーマンションとは、単身赴任の方が仕事の時に使用するものだと思っていませんか。仕事で遠方勤務の為に使用する方や出張での使用だけでなく旅行目的での長期間に渡り滞在する時や住居のリフォーム時の仮住まい、遠方から来客があった時の仮住まいなど多種多様に活用できるのです。
料金
まず、気になるのは料金ですよね。賃料は１日大体5000円くらい(1K当たり)でビジネスホテルで半月以上過ごされている方などはウィークリーマンションの方が広く開放感のある生活が送れるのではないでしょうか。１日当たりの賃料が長期間滞在するにあたって割引をされる賃貸も多いので滞在期間が長くなればなるほどお得になります。敷金・礼金・仲介手数料なども不要で、家具、家電は付いている所が多いので安心です。ただ、壊してしまうといらない出費に繋がるので気をつけて下さい。
トランクルーム
家財道具などを一時的に預けることの出来るサービスをトランクルームと言います。最近のウィークリーマンションにはトランクルームサービスを行っている所が多いようで、リフォームや立て替えなどの一時滞在で、使用していた家財道具をマンション内に持ち込む事は備え付けの家財道具が設置されていることが大半ですので不可能になります。そんな時に活用できるのがトランクルームという事になります。ウィークリーマンションを使用するとトランクルームも活用できるので是非有効活用して下さい。
入居の手続きがスムーズ
通常賃貸物件を契約する時は時間と手間が掛かります。もちろんお金もかかります。ウィークリーマンションの場合は身分証の提示だけで入居手続きが出来る場合が多く、保証人などを立てる必要もないのでホテルを予約するような感覚で契約出来るので面倒な手続きがないのです。もちろん通常賃貸ではかかる初期費用もかからないので安心です。
節約が出来る
ホテルを使用しているとどうしても外食になりがちで毎食外食になると日々の出費が重なります。ウィークリーマンションでは、炊事、洗濯を自分で行えるので節約にも繋がり、安く仕上げる事が出来ます。水道光熱費やインターネット通信料も部屋代に含まれているのが一般ですので、その点も安心です。
以上いくつかメリットを紹介しましたが、メリットは家に近い暮らしができること、デメリットはどんな状況でも家事が待っていること。
しかも、限られた道具でするため勝手が悪いと感じることがあります。
デメリットに感じたこと
保証人などいらないのはありがたいですが物件によっては保証人なしで10万前後違う場合があります。保証人なしなだけで、そこまで高いのが納得出来ない部分がありました。
家賃が無料なサービスがある物件は、ちゃんと説明書きを読まないと半年、1年は退去できなく、それを破ると多大な違約金が発生することもあったようです。
保証人なしで数カ月家賃が無料となると、有無もなくすぐに契約してしまいがちですが、よく説明書きを読むことをオススメします。
私が利用した一部ところだけかもしれませんが、壁が薄いのか防音対策があまりなってないのかわかりませんが、隣の住人の咳払いやテレビの声も聞こえたり電話で話してるのも内容まではわからないですがボソボソ話してるのが聞こえたり、ドアの前の通路で話してるのがウチの中まで丸聞こえだったりしてちょっと居心地が悪かった記憶があります。
家事が面倒だと感じる人はホテル、家事は大変だけれど自炊できるということをメリットと感じる人はウィークリーマンションが良いと思います。
男女の同僚、後輩たちに聞いたところ、男性はホテル、女性はウィークリーマンションを選択した人は多かったです。
旅行やリフォーム時、出張など様々な機会に対応出来るので、是非活用してみて下さい。
ホテルより快適に過ごせる場合もあるのがウィークリーマンション
ウィークリーマンスリーマンションの特徴といえば、家具や家電製品などの日常生活に必要なものがひと通り揃っていて1日単位からお部屋を借りることができることです。物件によっては、ホテルに泊まるよりも安い場合があります。
契約も賃貸契約と違って簡単にできてオススメです。例えば期間の決まっている出張などにも使えてかなり便利です。
また、ホテルとは違って自分のプライベート空間が作りやすいため長期主張でもストレスなく日々の生活を送ることができます。
ウィークリーマンションで良かったこと
自炊ができることが良かったです。
ウィークリーマンションへ行く前はビジネスホテルに2週間滞在していたのですが、すべてが外食ということが太るし、飽きるし、とにかく辛かったので、炒めるだけ等の簡単ではあるけれど料理ができることは精神的に良かったです。
仕事帰りにスーパーに寄ったりするもの、良い気分転換になりました。
職場が調理器具等も用意してくれたので、手出しすることもなかったです。
ＤＶＤプレーヤーがあったので、ツタヤで映画をレンタルして観たりもして、休日前は部屋でのんびり過ごすこともできました。
ホテルより、家に近い感覚を持つこともできるので落ち着いて過ごすことができました。
ホテルだと、出かける時に多少は整理をしておかないと掃除に入られたときに恥ずかしいけれど、ウィークリーマンションだと散らかったままでも誰からも見られないので朝はバタバタして出ても気にする必要がありません。
ただ、帰宅して散らかった部屋をみて余計にグッタリすることも多々ありました。
ウィークリーマンションで大変だったこと
掃除、洗濯、ゴミだし等がきつかったです。
ただでさえ慣れない土地で知らない人たちと仕事をして友達もいない環境で疲れ果てて帰宅して家事が待っているという状況はなかなか大変でした。
タオルや下着類は最小限しか持参していなかったため、洗濯物をためて洗うことができなく、こまめにしなければならなかったのが少しストレスに感じました。
ゴミ出しは、面倒ではありましたが長崎市と比べて分別が細かくなかったので、そこまで苦ではありませんでした。（もしかしたら、ウィークリーマンションだから特別なのかも知れませんが）
ウィークリーマンションへ来る前にホテル滞在期間があったため余計に家事をきつかったと感じたのだと思います。
ホテルは掃除も何も要らない暮らしで、食事以外を考えると楽ではありました。
退去する時に掃除をしなければならなかったので前日、当日は慌ただしかったです。
入居時に失敗したこと
２ヶ月間の北部へ滞在することになったので、ホテル生活は疲れると思い、ウィークリーマンションを使用することにしました。入居当日にマンションの鍵を不動産屋さんまで取りに行かないと行けないのですが、そのことをすっかり忘れていました。
ホテルでは鍵のことなど考えたこともなかったので忘れてしまい、不動産屋さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。とても親切な不動産屋さんだったおかげで何とか当日にお部屋に入ることができました。
しかし、契約する際の手違いで布団が搬入されていませんでした。慣れないウィークリーマンションの契約でのミスでした。鍵の件で、たまたまいた不動産屋さんにまた助けてもらい、無事に生活をスタートすることができました。
２度目からはこのようなミスは起こしませんでしたが、初めてではよくあるミスのようです。この他にも入居日や退去日を1日間違えていたり、更新日が来ているのに更新し忘れていたりするケースもあるみたいです。初めてウィークリーマンションを使用する際には気をつけてください。
物件を決めるポイント
ウィークリーマンションには家具、家電製品はひと通り揃っていますが、シャンプーや洗剤、トイレットペーパー、タオルなどの日用品はありません。そのため、近くにスーパーや薬局、100円ショップがあるウィークリーマンションを借りるとかなり便利です。
初めて入居したときに感じたことは、服をたくさん持ってきたのはいいけど、ハンガーがない、かける場所がない、収納する場所もない。っということでした。ハンガーは100円ショップなどで購入すれば問題ないですが、服をかける場所がないことや収納がないことはどうしようもありませんでした。
ウィークリーマンションを探す際には、価格や立地条件、築年数の他にも収納があるのかなどもチェックしてみてください。その上で物件を決めることをオススメします。
また、1ヶ月以上の滞在になるといろいろとモノを購入しすぎる場合があります。退去する際の片付けが大変にならないようにモノの購入は気をつけてください。
ウイークリーマンスリーマンションは割高？
短期間の契約であるとやはり割高感がありますよね。なんの商品でも、まとめ買いをすれば値引きされ、一個で買えば割高です。
マンションやアパートに関しても、例え滞在が一週間であっても、次に入居する人のためにハウスクリーニングはかけます。
一週間しかいないのにクリーニングをかけられたら、割に合わない気もします。しかし、総合的にみると用途にもよりますがさほど割高というわけでもないようです。
まずは、先ほど言った通り何よりも敷金礼金と家具家電を買うお金が浮くことです。また、クリーニング代金に関しても全額取られるわけではなく、普通に生活をする上でつく仕方のない汚れやベッドを置いていた分の床の凹みなどは大家さん負担になります。
故意につけたのであれば請求されますが、それに関しては借りている以上どこを借りても同じ話です。出張などはもちろん、期間が決まっている学生さんなどにもオススメ物件です。
総合的に
私はウィークリーやマンスリーマンションはとても便利なものだと考えています。
短期出張の方でも、ビジネスホテルよりは快適に自分のウチとして過ごせると思いますし。
電化製品も揃っているので、わざわざ引っ越すときに大荷物はいらないですし、着替えは宅急便で送ってしまえば体ひとつで引越しも完了します。
また、一人暮らしを試してみたいときも電化製品を買ってしまうとやはり実家に戻りたいときに荷物になって大変ですが、家電付きならその悩みもまったくありません。
電化製品を買う分のお金も浮きますし、ウィークリーまたはマンスリーだと合わないと思えば期間を過ぎたらすぐにやめられますし、一般的なアパートマンションより気軽に住めそうな感じもします。
沖縄ウィークリーマンスリーマンション | シャトレ名護のように観光客の多い沖縄でも展開されています。広さも色々あるので、物件ひとつひとつ自分の目で確かめてきめることをオススメします。