意味:痩せている人
オバーたちの中で痩せている人はあまり健康ではないという認識があるようです。
沖縄の体系の特徴として、少しぽっちゃりした背の低い人が多いと言われています。
今でこそ、身長が高くてスレンダーな人が増えましたが、昔の沖縄の人は丸々した体系が一般的だったようです。
その影響かオバーは細い人を見ると…。
「あんちヨーガリーやぁ、たくさんご飯食べて少しデブー(太っている人)ならんとー」
(あれまぁこんなに痩せて、ご飯たくさん食べて少しは太らないと)
とよくいいます。
そんなオバーのご飯はいつも大量です。
親戚もろもろ同じ敷地内にいてみんなが食べに来るせいもありますが、大家族なみに作ってます。
汁物、炒めもの、お米6合に更に3品ほどのおかず。
肉も魚もたくさんあります。
特にシーミー(先祖を敬うためにみんなでお墓参りに行く日です)や旧正(旧正月)、祝い事などの時には倍以上は用意しています。
おかげで2日ぐらい同じ御飯です。
沖縄の物価が安いので、どうにかやりくりはできているようですが、大家族でもない限り見たことのない量ですね。
内地(本土)の方でも沖縄の友人がいる方は経験があるかと思いますが、家に行ったら必ずと言っていいほどたくさんのご馳走で歓迎してくれるでしょう。
島国に行けばなおさらだと思います。
しかし、それが沖縄人のいいところでもあるでしょう。
さて、そんな沖縄の人ですが近年では身長が高くスレンダーな人が多くなってきました。
恐らくですが、アメリカ人や内地(本土)の人の移住が増え、結婚し出産した方が増えたため子供たちの体系が変わってきたのかもしれません。
そのため、沖縄の人もおしゃれな方が多く、美意識も高くなってきています。
もともとほりの深い顔立ちの方が多いですが、ハーフの子供とかさらに整った顔立ちになり美男美女がたくさんいます。
結構ファッションに拘る女性が多いので、私的には内地(本土)の人と匹敵するほど独特なファッションセンスを持っている方が多いと思います。
沖縄に来たら、方言や食べ物、建物だけではなく沖縄の人のファッションも研究してみて下さい。
くるぶしのソックスの流行も意外にも沖縄の方が早かったですよ。