方言:アイッ
意味:まずった・しまった・驚いた
標準語では「あちゃ・うわぁ」と同じ!
あまり方言を使わなくなった若者でも、比較的使用される言葉です。
《こんなふうに使います》
「アイッなんでここにいる?」と知り合いに遭遇して驚いたとき
「アイッここで遊んだら危ないよ」と注意したり、怒ったとき
「アイッまたなー」と失敗して呆れたとき
などなど、多種多様に使用されています。どんなときでも比較的使われる言葉なので、使いすぎると当たり前かのように口癖になります。
特に、年配の女性はなんでも「アイッ」を頻繁に交えて話ます。
びっくりしたときや何かをやらかしたときに使用しますが、どんなときでも、第一声として使われます。
同じ沖縄でも、場所によっては「アイヤー」「アギッ」「アギジャビヨイ」等と実にさまざまな言い回しがあります。
《オバーが使うとこんな感じになります》
「アイヤー(アギジャビヨイ)デージナトン」→意味:うわぁ大変!
「アイッ ヌーソーガー」→意味:うわぁ何してるの?
他にもオバーならではの方言が沢山あります。
オバーが使うと迫力が増すような気もします(笑)
現代の若者は県外に出向く人や内地(本土)の人が多数移住したこともあり、あまり方言を使用しなくなりました。
オバーの言葉は何を言っているのかも分からない。聞き取れるけど話すことは出来ないなどと時代とともに変化しております。
若者特有の言葉というのもあるでしょう。
そんななか、口癖のように使われている方言はこれからも大事にして次世代へ引き継いでいただきたいものです。
沖縄にずっといたら本土の人でも定着するぐらい頻繁に使われています。
一度、定着したらなかなか忘れられない一言なので、内地(本土)に戻ったときについつい使っちゃうなんてことも多々あるでしょう。
世代問わず使用されているうちなー口(沖縄の方言)これぞ、方言をマスター出来る第一歩ですね。
沖縄大好きという人には比較的間単に覚えられる「アイッ」この言葉から習得してみてください。