めずらしい沖縄の方言について

めずらしい沖縄の方言について
沖縄の方言はとても聞き覚えのない言語が含まれているものが多いです。例えば突然「ちゅーもがんじゅーんかいチバリヨ」と言ったとします。これは沖縄の言葉になっていてこれを読んだままではとてもじゃないですが現地の人以外はわからない言葉でしょう。

しかしこれはとても簡単な日本語で標準語に訂正すると、今日も元気に頑張ろう。という意味です。非常に普通の言葉なのにこれだけの変化がみられるのはその地方の言葉ならではです。そこで今回は、そんな沖縄の方言について説明します。

この地方の言葉は方言というより沖縄語という表現の方が正しく、日本語とはまた別の言葉です。よく言葉の語尾に「~さあ」とつき、語尾が上がるのも特徴で基本的には言葉づかいが丁寧です。また、語尾「~さい」とつく言葉は女性は「~たい」と使う事もあるようで、男女で言葉の使い方が違うのはとても珍しい表現の仕方です。

更に母音は「あ、い、う」の3つしか使わなく、この地方独自の言葉の使い方をしています。例えば雨は「アミ」、ては「ティ」、心は「ククル」のような使い方をします。あいさつだとおはようございますは「うきみそーちー」、こんにちはとこんばんわは、「はいさい」になります。

こんにちわとこんばんわは同じ用語で、やはり使い方までもがだいぶ違うなと考えさせられる言葉の使い方です。ではその方言は一体どこからきたのでしょうかこの言葉は日本語の古語が生きていると言われている言語で更に色々な文化の発展により形を変え、今の言葉になっているようです。

なのでたまに中国語が混ざっていたり、その他の国の言葉が混ざっていたりするのも特徴的です。その例が猫は「マヤー」と言ったり、「チャンプルー」はインドネシア語の由来です。私たちの身近なものだと良く耳にする「ゴーヤー」も沖縄の方言で、苦瓜の事ですが、日本が海外の言葉をもじって言葉をつくってしまうのと同じようにこれからも発展していく可能性のある言葉でしょう。

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