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ウチナーグチをとりまく言葉

琉球方言は、音韻、語彙や文法などから本土の方言とは異なります。
それでも日本語系統に分類されるのは、琉球の言葉に古代の人々が
使っていた言葉が残っているからといわれています。

たとえば「古事記」や「万葉集」の語彙や文法が琉球でも残り、
その共通性は遠く奈良時代までさかのぼるようです。

琉球方言には、内地ではすでに死語になった言葉が
今でも多く残されているということでしょう。

たとえば蝶や蛾を古語では「はべる」、ウチナーグチでは「ハーベールー」と
今でも使われています。
他には、
妻のことを「とじ(刀自)、ウチナーグチは「トゥジ」
頭を「つぶり」、ウチナーグチは「チブル」というなど。

さらに、中国言語からもウチナーグチは影響を受けています。
中国言語では、わがままや甘えん坊のことを「皇帝」と書き、
ウチナーグチでは「フンデー」といいます。
父親の「大人」は、「ターリー」。
冗談のことを「テーファー」とウチナーグチではいいますが、
これも中国に由来する言葉といわれています。

戦後のウチナーグチはアメリカから入った言葉もあります。
沖縄でも死語になった「ペーデー」(給料)、「アイスワーラー」
(冷たい水)などは、コザ(沖縄市)、金武(きん)や北谷(ちゃたん)と
基地のある町の飲食店に入ると、地元の人たちが今でも
使っている言葉です。

沖縄料理の調理法「チャンプルー」もマレーシアやフィリピンから
来た言葉だそうです。


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