ムーチー は「もち」の意味です。
旧暦の12月8日(新暦1月7日)は、ムーチー(鬼餅)の日。子供の健康と成長を願って、ムーチーを作ってお供えする、厄除けのための行事です。
子供が生まれて初めて迎えるムーチーの日を「初ムーチー」といい、たくさんムーチーを作って親戚や近所の人たちに配ります。ムーチーはサンニン(月桃)の葉で包んで蒸した餅菓子です。
少しエキゾチックな香りの月桃の葉に包まれたほんのり甘いムーチーはなかなかおいしいです。
ムーチーの作り方は、餅粉の中に黒糖や粉の紅芋を入れてかき混ぜて、形を細長くしたら葉っぱに包んで、蒸します。できたてはほんとにおいしいです。
スーパーにも「ムーチー」コーナーがあり、餅粉、紅芋を粉にしたもの、月桃の葉、などが売られていました。
妹の義理のおかあさんが作ったムーチー。紅芋の粉をいれて作ったので赤紫になりました。
ひとつひとつ細長い形にしてから、月桃の葉で巻くと下の写真のようになります。
またこのムーチーの日は、一年でも一番気温の低い日に当たるそうで、ムーチービーサーと呼ばれています。
スポンサーリンク